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ネットを徘徊していて、今度トライアンフのミーティングが開催されることを知りました。
旧車、英国車というくくりのイベントならあったでしょうがトラだけのイベントとはなかなか画期的ですね。そんなイベントに刺激されまして以前からアップしようと思っていた写真をご紹介します。 トライアンフと言えば私の父もかつて所有していました。トライアンフ ヘラルド クーペです。 ![]() 色はクリームと水色のツートーンだと聞いています。 唯一見つかったカラーの写真はこちら 日時も場所も不明ですが結構集まってますね。 ![]() ![]() たぶんこれが父のヘラルド、 写真も色あせていますが想像していたよりは渋い色味のブルーだったようです。 この車、父が鈴鹿サーキットに持ち込んで走行中にひっくり返って廃車になったそうです。 母は父が鈴鹿に行ってたことすら知らなかったのでトラックに乗せられて“亀の子”になって帰ってきた時には非常に驚いたそうです。このことは自身で雑誌にイラスト付きで書いてます。 ![]() 知名度は低いですがヘラルドもかわいくておしゃれな車ですね。
前の記事のつづきです。
グラフィックデザイナー、イラストレーターでアマチュアレーサーでもある父は当時最もセンセーショナルな車をどう評したのか?一部の関心のある方へお届けします。 ===================================== ![]() 今回のショウの目玉【ランボルギーニミウラS】 国産車ショウのドリームカーより、もっと 未来的なスタイリングをしている。 しかもこれは売物です。 値段のワリには外装の仕上げが悪い。 ミド・シップエンジン。 〈リヤエンブレムについて〉 名前の猛牛を型どった文字。このようにやややぼったい自動車。 ===================================== 登場から3年を経てようやくの日本上陸ですが「スタイリングは未来的」とありますね。 ミウラのデザインを評して古典的なんて言葉をネット上で見かけたことがあるのですが それは後のストラトスやカウンタックを知っているから言えるのであって、 当時は非常に革新的であったのは間違いないと思います。 他の記事の写真を見るとこのショーでは展示車がみんな値札を付けてるようです。 ミウラ 1200万円 シボレー シェベル モンテ カルロ 433万円 フォード カプリ 2000GT 199万円 VW ポルシェ 914 DX 235万円 (大卒初任給5万円) 1200万円は今の値段で3000万円くらいでしょうか。 エンブレムについてはグラフィックデザイナーの意見としては妥当だと思います。 ロゴだけ見せられたらビーフジャーキーのロゴだと思うでしょう。 ===================================== ![]() ショウのもう一つの焦点ポルシェ914 【ワーゲンポルシェ】ワーゲンのエンジンを ポルシェがミド・シップにのせた車。 さすがポルシェ、デザイン仕上げとも 第一級品でした。 もう一つのミド・シップエンジンの 【ロータス・ヨーロッパ】こちらは仏の ルノーのエンジンを英のロータスが 自製のボディにのせた。 〈左下かこみ〉 ミド・シップエンジン車が三種 出品されていたが、それぞれ スタイリングが進歩的で おもしろい。 マツダ・ロータリー車なども 素晴らしいエンジンをつんでいるの だから、ボディもそれに似合った 進歩的なスタイルにして欲しいもの ===================================== ミウラは辛口。 ポルシェはベタ褒めですね。 ロータスについては まだ英車が仏車のエンジン積むなんて珍しかったのでしょう。 そしてミッドシップ車の総括は 突然マツダが出てきて広島愛で締めくくられます。
大変ご無沙汰してしまいました。
またぼちぼち更新して行こうと思っております。 雑誌マイカーレポート 1970年1月号 69年11/14〜18に晴海で開催された東京オートショー(外車ショー)に多くのページを割いております。真面目な記事とは別に父・山下勇三のイラストルポも掲載されております。 ![]() このショーの主役は何と言っても日本初上陸のミウラです。 父も取り上げていますが読んでみるとちくっと否定的なことを書いてます。 実は父は昔からよくイタ車はキライだと言ってましたので あまり書きたくなかったのかもしれません。 ![]() そんな父にとってのこのショーの目玉はこちら。オースチンミニクーパーSレーシング ![]() 「若者の人気を集め係員は質問ぜめにあっていた。 オリジナルなものはエンジンブロックとドア、ボンネットをのぞくボディだけです。 8,000rpmで125ps 220km 5速ミッション、ウェバー45DCOE一基装着 重量は589kgです。200〜350万円。」と書いてあります。 興味深いのは左のヘッドライト部とその横のボンネットに穴があけられていることです。 こちらのミニの目玉のようなライト部分のデザインが写真によっては色が違って見えると疑問を書いたのですが確かに左目は穴だとすれば合点が行きます。それ以外の部分もこのイラストレーションと同仕様に見えますしもしかしたらこの展示車は空のミニと同個体なのかもしれませんね。 もうひとつ マイカーレポート 1970年9月号 「イラストルポ スピードショップ訪問 キャピタル企業の巻」から ![]() ノーマルとレーサーのダッシュボード比較。 なんとセンターメーターを外した後にアクリルを貼ってウェーバーが見えるようになってたそうです。 アクセル踏むとウェーバーが開くとこが見えるのでしょうか? かっこいいですね。スイッチ類をドアに移動というのも興味深いです。 ![]() 「好き、ということは大事なんですね。特に関心がなくても資料を見て描くことは出来るんですが、好きで描くのとは仕上がりがどこか違う。愛情の込め方とか、気合いの入れ方が、自然に違ってきちゃうんでしょう」(和田誠 似顔絵物語) 僕は父が特別に自動車の絵がうまいイラストレーターとは思いませんが特別に車好きなイラストレーターではあったとは思います。そんな父が欲しくても手に入らなかった憧れの車が2台あると言います。ひとつはメルセデスベンツ300SL、ガルウィングのやつです。もうひとつがジャガーEタイプでした。 そんなジャガーを描いたのははモーターマガジンの目次のイラストレーションです。やはり他の車を描いたのとはちょっと違うインパクトを感じました。そんな僕の印象をぴったり表す和田誠さんの言葉があったので引用させていただきます。 フロントバンパーの下側、色が抜けちゃってるのが残念です。 ![]()
早いものでHBギャラリーで開催中の山下勇三 さしえ展も本日17時で終了です。
展示作品は膨大な原画の中からHBの唐仁原さんに選んで頂きました。 私もどの作品が選ばれているのか知りませんでしたので大変楽しみにしておりました。 その中でも最近このブログでもご紹介している車関係のイラストレーションがピックアップされているといいなと思っていたのですが、なんと3点も選んでくださいました。 ![]() FL550 ベルコ910 雨のレース ![]() 1968年 富士24時間レース(総合2位、クラス1位) ![]() TSレースの様子 全て雑誌「プレイドライブ」に父自身が執筆していた連載の挿絵です。 まだご覧になっていない方は是非HBギャラリーまで。 山下勇三さしえ展 HBギャラリー 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F (地下鉄表参道駅 A2出口) TEL. 03-5474-2325 明日29日 17:00終了 そして父の次は、和田誠さんの個展です。 ![]() おまちかねの(家族が)山下勇三展 明日からです。 HBギャラリーが作成してくださったビジュアルブック「旅仕たく」一足先に拝見させて頂きましたが非常にすばらしい出来でした。この本は今困(勇三の俳号です)の俳句に勇三の挿絵をつけたものなのですが、そのセレクトが秀逸すぎておもわず笑ってしまいました。明日からHBギャラリーにて1200円(ポストカード付き)で販売いたしますので、お金に余裕のある方は是非お買い求めください。 山下勇三「さしえ」展 6/24〜6/29 会場はHBギャラリー 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F (地下鉄表参道駅 A2出口) TEL. 03-5474-2325 時間は11:00〜19:00(最終日は17:00終了) そして父の次は、お待ちかねの(誰もが) 和田誠さんの個展です。 ![]()
姉が「キップル雑食系」という展覧会を開催しました。僕の会社の人も見に行ってくれたそうです。この場をお借りして御礼申し上げます。
キップルとは、「ダイレクト・メールとか、からっぽのマッチ箱とか、ガムの包み紙とか、きのうの新聞とか、そういう役に立たないもの」を指す造語でどんどん増殖してゆくそうです。聞いただけで断捨離っ!なんて叫んでるオバサンの目が三角形になりそうですね。 父もキップル集めの名手でした。会社から送られた父の私物の山からある封筒を開けて見ますと昔の作品の原画が出てきたりします、これはキップルではありませんが。別の封筒を開ければ「だるまや模型店」から通販で買ったHOゲージの台車の伝票だったりします。こんな伝票をよくも30年間も仕舞っておいたものです。でも家族にしてみれば毎晩毎晩こつこつと蒸気機関車の模型を作製していた姿が思い出されますし、機関車ばかり作ってたのになんで電車の台車を買ったのだろう?なんて疑問もわいてきて楽しい物です。 そんな役に立たないのに何となく保管されていた物のなかからひとつご紹介いたします。 ![]() オースチンのボディカラーの色見本です。1970年頃の物でしょうか。三つ折りを広げた所。 ![]() カラーチップは印刷ではなく多分実際の塗料を吹いた紙を貼ってあります。40年間封筒にしまわれていたのであまり退色していないのではないかと思います。 けっこう渋くていい色が多いですね。車種毎に設定されている色や内装色も書いてあります。 うちにあった赤いミニ・カントリーマンは内装も赤でしたが、青いカントリーマンの内装はグレーだったんだなんて分かるだけでちょっとだけ楽しかったりします。
姉がHB Galleryで個展をやります。
![]() 山下以登個展「キップル雑食系」 6/17〜6/22 父のもやります。 ![]() 山下勇三「さしえ」展 6/24〜6/29 小説、エッセイ、児童書など様々な挿絵の原画の展示です。 没後3年を経ての展覧会開催は大変うれしく思います。 会場はHBギャラリー 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F (地下鉄表参道駅 A2出口) TEL. 03-5474-2325 時間は11:00〜19:00(最終日は17:00終了) 父の次は和田誠さんです。 これも非常に楽しみですね。 HB Galleryから目が離せません。 ![]() 最近父の会社から届いたというスクラップブック。大量にあって全部は目を通せないのでとりあえず手に取った中にこの「マイカーレポート」という雑誌の表紙がありました。前回のミニのイラストレーションはどうやらこの表紙の没案ではなかろうかと推測します。 69.12〜71.2まで表紙を担当したようです。 ![]() また70年には「イラストルポ スピードショップ訪問」という連載のイラストレーションも担当していたようです。まだちゃんと見てないのですがヨシムラ、鈴木板金、東名自動車、レーシングクォータリー、キャピタル企業等の記事がスクラップされてました。 ![]() 車関係のイラストレーションの仕事ですが残念ながら何の仕事か不明です。 イラストボードにサインペンのようなもので描いてます。 ナンバーが「1970・1」とありますので月刊誌でしょうか? 実家でいろいろな原画を整理している時に別冊モーターマガジンの扉絵の原画がないかなあと探していて見つかったのがこの絵です。 ワイパーの跡、轍と地面にめり込んだタイヤなどから雪道を描いたものと推測します。2人が眺めているのはなんでしょう?もしかしたら白鳥でもいるのかもしれません。 〈このイラストレーションが使用された雑誌、書籍等ご存知の方はコメントお願いします〉
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