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一昨日は幼稚園の運動会でした。僕は知らなかったのですが父兄は場所取りのために早朝から並ぶものらしいですね。
うちの幼稚園は場所取りはそんなに熾烈ではないとの情報もあり我が家は並ばないことにしました。 ところが集合時間に行ったら見事に場所が無くて通路の脇の一画に陣取ることになりました。その場所からは運動会の様子は見えないのですが、余所様の敷物の間の僅かな隙間を爪先立ちで「すみません、すみません」って縫って歩く必要がないので僕的にはむしろ良かったです。 ところで、わざわざ早起きして場所取りする人は良く見える前の方の相撲で言えば「砂かぶり」を取るわけですが、家のように良い場所を取れなかった家族が大人しくしているわけがなく、我が子の種目となれば「砂かぶり」と運動場の間の僅かな隙間に入り込み2重3重の人垣をつくります。 そうなると「砂かぶり」の人達も見えないので人垣に加わり、場所が何処であれ我が子が登場すれば運動場の際の人垣に加わり終われば次の人に明け渡して自陣へ戻ると言うルールが確立しました。 こうなると、早起きして並んでまでの場所取りはほとんど意味がありません。来年からはみんなゆっくり来れば良いと思います。 さて、肝心の運動会ですが娘の最初の出番はディズニーのメドレーに合わせたダンスです。一生懸命やっていて良かったですよ、2テンポ位遅れてましたが。 続いてはかけっこですが、これが中々工夫がされてます。スタート地点と折り返し地点の間にピンと紐を張りまして、その紐にバトンを通します。バトンには紙で作ったバスの模型が付いてます。子供はスタートからバトンを持って折り返し地点まで行き、そこで先生が持っているタンバリンを叩きます。そしてまたバトンを持ってスタート地点まで戻り次の子にバトンを渡します。 子供らはただ走るのではなくバスを走らせる訳ですから楽しいし、紐があるのでどっか見当違いのところに行ってしまうことがありません。しかもタンバリンを叩かせることによって途中で引き返してしまうこともなく全ての子が完璧にこなせますね。 おかげ親御さんが「家の子はあっちからこっちまで走って来ることすら出来ないのか」と嘆くことを未然に防げるわけです。 しかも、よ~いドンの競争じゃ無いので優劣もつかないし、リレー形式ですがはなから人数が違うので勝ち負けはつきません。 他の種目もあまり勝負に拘らずに楽しく参加出来るように色々と考えられていて良かったです。 かけっこですが、家の子はとろくさいので遅いだろうって思ってたら結構速かったんですよ。 子供は他に3種目位こなしました。親はほんのちょっと一緒にやっただけなのですが物凄く疲れてしまいました。 先生達は偉いな、ずっと動きっぱなしだもの。感謝、感謝です。
by jamacou
| 2008-10-14 22:57
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