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今から7,8年前、大学を卒業して1,2年たった頃のことです。
連休なので大学時代の友人と呑むことになり、 大学のそばに住む友人の家に集まりました。 ちょうど大学は学園祭の真最中でしたが、そんなことには興味を示さず 麻雀したりゲームをしたりしていました。 しかし、真夜中も過ぎるとさすがに飽きてきます。 「なんか、おもろいことないかなあ?」 すると多分、学園祭から連想したのでしょう。 「タイヤキ喰いたくねえ?」 「それおもろい!」 ということになりまして、 大急ぎで準備します。ボールにお玉、箸などの道具を揃え、 材料は小麦粉はありましたが、餡がないのでコンビニで買うことに。 それらをもって向かうのはもちろん大学です。 学祭中とはいえ深夜の大学はひとっこひとりおりません。 まずタイヤキの屋台を探します。 ありました! 畳まれたテントの下からタイヤキ機とガスボンベを運びだし 一目につかぬところまで運びます。 そしてもってきた材料を使ってタイヤキをつくります、 上出来です、みんなでしっぽまで餡子の入った出来たての タイヤキを堪能いたしました。 すっかりお腹も満足すると、 タイヤキ機とガスボンベをきれいに洗って そっと元あったテントに返しておきました。 とても懐かしく楽しい思い出です。 今日は、大学時代からの友人M君の結婚式でした。 友人代表のスピーチを頼まれたK君は朝から緊張ぎみです。 式は滞りなく進み、K君のスピーチの番です。 「M君とは13年来の付き合いとなります、そのエピソードは数多くとても語り尽くせるものではございません。 そこで今日はそのなかから一つだけ御紹介させていただきます。」 そして上記タイヤキのエピソードを披露し、 スピーチを終えたK君。 「親戚縁者や新婦の反応もよかったし、途中ちょっとつまったけど 原稿無しでアドリブのわりにはうまくいったよな、それになにより この緊張感から解放されたのがうれしい、これで安心して肉が食える」 などと考えながら席に戻ったK君をまちうけていた言葉とは 「タイヤキのとき、M君はいなかったよ」
by jamacou
| 2004-11-15 01:37
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