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2007年1月父 山下勇三永眠。
赤坂のホテルで催した追悼会は、あまりに突然の死に死んだ本人も気づいてないだろうと「山下勇三を囲む会」と銘打って行いました。生前、仕事やプライベートで親交の深かったイラストレーターさんやクライアント企業の会長さんなどが次々に壇上に上がり父とのエピソードを語ってくださいました。冗談も交え辛気臭くならない楽しいお話でした。 そして壇上には広島カープのユニホームを着た女性が颯爽と登場、中山千夏さんです。千夏さんはカープファンではありませんが熱狂的カープファンの父に「私もカープのユニフォームがほしい」と言えばさぞかし喜ぶだろうと考え、実行したのです。予想通りは父は大喜びで背中に千夏さんのお名前 CHINATSU とお誕生日にちなんだ背番号13のユニフォームをどこかで特注して贈ったそうです。いま球場に行けば13番のカープユニの女性はたくさんいますがその走りは中山千夏さんだったんですね(違) 余談ですが実は僕も自分の名前と誕生日が入ったカープのユニフォームを持っています。名前は光(コウ)で誕生日は7月1日なのでKOH / 71 、なぜか特注じゃなく普通に買えました(笑) 話を戻します。中山さんが登場したのは1975年に中山さんの依頼で父が作詞した歌「広島の川」を披露するためです。作曲された佐藤允彦さんの伴奏で行われた演奏は本当に素晴らしく、多くの方が中山さんの歌唱力に圧倒されその歌詞に驚きました。おかげで30年以上前の曲でCDにもなっていませんでしたがこれは良い曲なので皆に聞いて欲しいと新録音でCDをリリースすることになりました。それから父の友人を中心に新聞記事や本に書いてくださったりいろいろな機会でこの曲を広めてくださいました。 そしてこのたびついに ラジオで特番を放送して頂けることになりました! HFM 広島FM放送 2012年8月5日 19時から 『広島の街ゃあね 川だらけじゃけんねぇ〜山下勇三「広島の川」より〜』 と言うタイトルです。広島FMのホームページには特設ページもあるので見てくださいね。パーソナリティは笹原綾乃さん。 家の母と姉も出演します。 僕も取材は受けましたが全部カットされたので出ません(笑) スポンサーは父が大好きな広島東洋カープです。 広島の方はぜひぜひ聞いてみてください。 #
by jamacou
| 2012-08-04 10:18
ネットを徘徊していて、今度トライアンフのミーティングが開催されることを知りました。
旧車、英国車というくくりのイベントならあったでしょうがトラだけのイベントとはなかなか画期的ですね。そんなイベントに刺激されまして以前からアップしようと思っていた写真をご紹介します。 トライアンフと言えば私の父もかつて所有していました。トライアンフ ヘラルド クーペです。 色はクリームと水色のツートーンだと聞いています。 唯一見つかったカラーの写真はこちら 日時も場所も不明ですが結構集まってますね。 たぶんこれが父のヘラルド、 写真も色あせていますが想像していたよりは渋い色味のブルーだったようです。 この車、父が鈴鹿サーキットに持ち込んで走行中にひっくり返って廃車になったそうです。 母は父が鈴鹿に行ってたことすら知らなかったのでトラックに乗せられて“亀の子”になって帰ってきた時には非常に驚いたそうです。このことは自身で雑誌にイラスト付きで書いてます。 知名度は低いですがヘラルドもかわいくておしゃれな車ですね。 #
by jamacou
| 2012-05-11 03:27
前の記事のつづきです。
グラフィックデザイナー、イラストレーターでアマチュアレーサーでもある父は当時最もセンセーショナルな車をどう評したのか?一部の関心のある方へお届けします。 ===================================== 今回のショウの目玉【ランボルギーニミウラS】 国産車ショウのドリームカーより、もっと 未来的なスタイリングをしている。 しかもこれは売物です。 値段のワリには外装の仕上げが悪い。 ミド・シップエンジン。 〈リヤエンブレムについて〉 名前の猛牛を型どった文字。このようにやややぼったい自動車。 ===================================== 登場から3年を経てようやくの日本上陸ですが「スタイリングは未来的」とありますね。 ミウラのデザインを評して古典的なんて言葉をネット上で見かけたことがあるのですが それは後のストラトスやカウンタックを知っているから言えるのであって、 当時は非常に革新的であったのは間違いないと思います。 他の記事の写真を見るとこのショーでは展示車がみんな値札を付けてるようです。 ミウラ 1200万円 シボレー シェベル モンテ カルロ 433万円 フォード カプリ 2000GT 199万円 VW ポルシェ 914 DX 235万円 (大卒初任給5万円) 1200万円は今の値段で3000万円くらいでしょうか。 エンブレムについてはグラフィックデザイナーの意見としては妥当だと思います。 ロゴだけ見せられたらビーフジャーキーのロゴだと思うでしょう。 ===================================== ショウのもう一つの焦点ポルシェ914 【ワーゲンポルシェ】ワーゲンのエンジンを ポルシェがミド・シップにのせた車。 さすがポルシェ、デザイン仕上げとも 第一級品でした。 もう一つのミド・シップエンジンの 【ロータス・ヨーロッパ】こちらは仏の ルノーのエンジンを英のロータスが 自製のボディにのせた。 〈左下かこみ〉 ミド・シップエンジン車が三種 出品されていたが、それぞれ スタイリングが進歩的で おもしろい。 マツダ・ロータリー車なども 素晴らしいエンジンをつんでいるの だから、ボディもそれに似合った 進歩的なスタイルにして欲しいもの ===================================== ミウラは辛口。 ポルシェはベタ褒めですね。 ロータスについては まだ英車が仏車のエンジン積むなんて珍しかったのでしょう。 そしてミッドシップ車の総括は 突然マツダが出てきて広島愛で締めくくられます。 #
by jamacou
| 2012-02-05 02:48
大変ご無沙汰してしまいました。
またぼちぼち更新して行こうと思っております。 雑誌マイカーレポート 1970年1月号 69年11/14〜18に晴海で開催された東京オートショー(外車ショー)に多くのページを割いております。真面目な記事とは別に父・山下勇三のイラストルポも掲載されております。 このショーの主役は何と言っても日本初上陸のミウラです。 父も取り上げていますが読んでみるとちくっと否定的なことを書いてます。 実は父は昔からよくイタ車はキライだと言ってましたので あまり書きたくなかったのかもしれません。 そんな父にとってのこのショーの目玉はこちら。オースチンミニクーパーSレーシング 「若者の人気を集め係員は質問ぜめにあっていた。 オリジナルなものはエンジンブロックとドア、ボンネットをのぞくボディだけです。 8,000rpmで125ps 220km 5速ミッション、ウェバー45DCOE一基装着 重量は589kgです。200〜350万円。」と書いてあります。 興味深いのは左のヘッドライト部とその横のボンネットに穴があけられていることです。 こちらのミニの目玉のようなライト部分のデザインが写真によっては色が違って見えると疑問を書いたのですが確かに左目は穴だとすれば合点が行きます。それ以外の部分もこのイラストレーションと同仕様に見えますしもしかしたらこの展示車は空のミニと同個体なのかもしれませんね。 もうひとつ マイカーレポート 1970年9月号 「イラストルポ スピードショップ訪問 キャピタル企業の巻」から ノーマルとレーサーのダッシュボード比較。 なんとセンターメーターを外した後にアクリルを貼ってウェーバーが見えるようになってたそうです。 アクセル踏むとウェーバーが開くとこが見えるのでしょうか? かっこいいですね。スイッチ類をドアに移動というのも興味深いです。 #
by jamacou
| 2012-02-03 03:59
「好き、ということは大事なんですね。特に関心がなくても資料を見て描くことは出来るんですが、好きで描くのとは仕上がりがどこか違う。愛情の込め方とか、気合いの入れ方が、自然に違ってきちゃうんでしょう」(和田誠 似顔絵物語) 僕は父が特別に自動車の絵がうまいイラストレーターとは思いませんが特別に車好きなイラストレーターではあったとは思います。そんな父が欲しくても手に入らなかった憧れの車が2台あると言います。ひとつはメルセデスベンツ300SL、ガルウィングのやつです。もうひとつがジャガーEタイプでした。 そんなジャガーを描いたのははモーターマガジンの目次のイラストレーションです。やはり他の車を描いたのとはちょっと違うインパクトを感じました。そんな僕の印象をぴったり表す和田誠さんの言葉があったので引用させていただきます。 フロントバンパーの下側、色が抜けちゃってるのが残念です。 #
by jamacou
| 2011-07-05 00:26
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