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〜あっかいおはなのぉトナカイさんはぁいっつもみんなと悪いこと〜
そんな替歌とは全く関係なく、 おととい、テレビを見てたら窃盗団に属し犯罪行為を重ねていたことで 大ブレーク&謹慎中の女性タレントがでていました。 事件発覚前の収録だから良いとの判断らしいです。 他のチャンネルに変えようとしたら妻がその番組は この前、暴力事件を起こした司会者が出てるからイヤだと言います。 どっちみち最初の窃盗タレントのクイズ番組を見たのですが、 つまらなかったです。 せっかく面白く作った番組をバカタレントのせいで徹夜で つまらなく編集し直した番組スタッフのことを思うと同情を禁じ得ません。 その後、かつて徒党を組んで出版社を襲撃するという とんでもない犯罪を犯しながら、国立大学の教授になってしまった 芸人が司会をする番組をみました。 他にも、暴走族出身を売りにする俳優とか、 アメ車好きのオヤジ、駐禁逃れで婦警轢きそうになった奴などなど 最近は犯罪タレントなしにテレビを視聴することは大変困難になってます。 当然、日本は芸能人の犯罪に甘いなんて批判も盛り上がってるようです。 そんな中こんなこと言ってる人もいます。 一読して、なんか似たような事言ってるのを最近読んだような気がして 頭をひねっていたのですが、直前に読んだ兄貴のとこの面白い記事の堀江社長のインタビューと僕の頭の中でリンクしていたようです。 ようするにこの人らは受け手側に全ての責任を転換し 提供者である自分らはなんの責任も負う必要はないという点で一致してます。 こういう考え方は、 僕を含め大多数の受け手がなにも考えずに情報を鵜のみにしていることへの 警鐘としてはいいかもしれないですが、現実的にはちょっと無理があると思います。 視聴者/消費者はそこまで賢くなれません。 でも実際こんな社会になったら面白いなとおもいます。 たとえば自動車メーカーだったら。 「もしもし」 「はい、●○自動車です」 「お宅の車買ったばかりなのにエンジンから出火したんだけど」 「修理の話でしたら販売店の方にお願いします」 「いやそうじゃなくて欠陥車だろう、保証しろよ」 「そう言われましても、その車をお選びなったのはお客様ですよね? たくさんの選択肢の中からお客様自身がお選びなった以上その結果についても お客様の責任でおねがいします」 「そんなこと言っても欠陥があるかどうかなんてわからないじゃないか」 「納車時に実車をみてお客様が判断されるべきでした」 なんて感じでさ。世の中、むちゃくちゃ。 こんな会社は市場原理で淘汰されるって意見もあるだろうけど消費者の力だけでは無理だと思いますよ。 ○菱自動車だって何十年も隠しおおせてきたんだから。 どっちみちそれをあばいたのはメディアの力ですよ。 連日、○菱の車の炎上だけをニュースにして他社の車が燃えても報道しない。 「○菱車また炎上、原因は調査中」とか報道しといてその原因がオーナーが自分で配線したオーディオだと わかっても報道しない。なんていう公正さにかけるやり方で世論をあおり、 ようやくこの企業に制裁を加えることができるわけです。 メディアが世論を操作することには大反対ですが、そうしなきゃ世の中動かない部分もあります。 この力が良い方向に使われるのを祈るばかりです。 そう言う意味では、 ライブドアに対するフジの対応は最悪です。政治家まで巻き込んで法律まで曲げようとしてます。 日本は法治国家でも資本主義でもないメディア主義国家ですか? でも、堀江社長を応援する気にもなれません。 こまったもんだ。
by jamacou
| 2005-02-25 02:09
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